ライカのElmar 50mm f3.5、ライカLマウント（L39）。クラシックレンズの憧れ、沈胴エルマー50mm F3.5です。 （写真２からするとニッケルエルマーかとも思いますが、素人の私には判断しかねます。） Leitzは、1933年Elmar 50mm をモデルチェンジし、それまでの絞り値の大陸系列「3.5 4.5 6.3 9 12.5 18」を国際系列「3.5 4 5.6 8 11 16 22」に替えました。 出品は、大陸系列絞りのElmar 50mm F3.5。約90年以上経ていて、当然使用感はあるも、アンティークとしては良い状態です。 そのころのエルマーはモノクローム時代のレンズで、現代のレンズとは一味違い、柔らかい描写が持ち味とされます。「光を柔らかくにじませる描写はビンテージそのもの」、「柔らかく芯のある優しい写り」とか、また「少し絞ると中心部はカリっと描写する」と評されます。 出品概要 ・外観：細かなキズ、メッキが薄くなった所が少あるが、目立つアタリ、キズ等無し（写真ご参照）。沈胴の鏡胴はキズも少なく、良い輝きが残っています。 ・ガラス：目視ではクリヤー、透過光で見るとホコリの混入が少しあり。ルーペで見ると表面に細かな拭きキズが結構あり（90年ものです）。全体としては、年代物としては良好でしょう。無限遠も出ています。 ・絞り：スムーズに動作。羽根も綺麗 ・距離ヘリコイド：動作問題なし。 ＊無限遠ロックの解除（デジカメ用加工あり） ・ロックする金属部分が少し削られ（写真9黄丸の上部）、ロック解除につまみを押し下げる必要がありません。 （エルマーは、距離を無限遠から変える時は、ロックを外すために1.5mm位つまみを押し下げなければなりません。デジカメのマウントアダプターによっては、その隙間が無く、一旦アダプターを少し回して外してその隙間を作る、という余計な手間がかかります。出品はでっぱりを少し削ってあるため、つまみを押し下げなくとも回って行きます。アダプターをいじる手間がいらないので、デジカメ派には便利です。） 人気のエルマー、ガラスも良好で、実用に問題ありません。デジカメ派には便利な加工もされています。アンティークなモノクローム時代のライカのレンズ、覗いて見ませんか。 付属品：汎用リアキャップ

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