1969年製。サイド＆バック、ヘッド・プレートにブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)が使用された最終期のD-28です。ネッククラック修正痕、ピッチ合わせの為のブリッジ位置修整等、多数の修理歴があるので破格の１円スタートとなっております。その分しっかりリペアされているので演奏性は問題ありません。

他に打痕、引っ掻き傷、ウェザー・チェック、ヘッドのエッジの凹み傷や欠け、サウンド・ホール周辺の摩耗、塗膜の劣化(曇り)、ネック裏のサテン塗装のてかりがあり、概ね年式相応の使用感、経年劣化、補修歴と言えましょう。

またリペアショップにて、ネック・アングル調整とそれにともなうリフレット、ナット交換、サドル新規作成をおこなっています。最近になってピックガードに浮きが出てきましたが貼付け直すことでリペア可能と思います。

演奏性、サウンドともに申し分なく、ブラジリアン・ローズウッドならではの硬質できらびやかな高音、軽快なレスポンス、張りと深みのある低音、D-28らしい深いレゾナンスの妙が楽しめます。サウンドホールから漂うハカランダ特有の甘い香りも所有欲を満たしてくれます。

ヴィンテージらしい風合いを感じさせる、実用性を重視される方にお勧めの一本です。

１円スタートですのでノークレームノーリターン厳守お願いいたします。

Top：Spruce
Side＆Back：Brazlian Rosewood
Neck：Mahogany
Fingerboard＆Bridge：Ebony

■製造年：1969年
■付属品：非純正ハード・ケース
■シリアル：2482